先日行われたスケートカナダで山下真瑚選手(15)が2位に入賞し、世界に衝撃を与えました。
今回はその山下真瑚選手と、サジェストに出てくる宇野昌磨選手との関係などについて調べてみました。
山下真瑚とは?
まだ日本での知名度がそこまで高くない山下真瑚選手なので簡単なプロフィールを。
生年月日:2002年12月31日(15歳)
出身地:愛知県名古屋市
高校:中京大学付属中京高校(在籍中)
身長:151cm
2016-17シーズンには日本スケート連盟のフィギュアスケート強化選手に選ばれ、ISUジュニアグランプリシリーズに参戦するようになります。
そして2018年3月に行われた世界ジュニアフィギュアスケート選手権において3位に入賞。
今シーズンがシニアデビューの年となっています。
シニア1年目にしてグランプリシリーズで2位という結果は素晴らしいと思います。
山下真瑚と宇野昌磨の関係は?
さて、山下真瑚選手と宇野昌磨選手の関係は何なのでしょうか?
実は山下真瑚選手と宇野昌磨選手は同じコーチに師事する同門で兄弟子の関係なのです!
そのコーチとは山田満知子コーチと樋口美穂子コーチ。
伊藤みどりさん、浅田真央さん、中野友加里さんといった世界的な名選手を育てた名コーチです。
また、山下真瑚選手が現在尊敬していて目標としているのが宇野昌磨選手だそうで、「昌磨くん(宇野)と同じ大会に出られるだけでうれしい。昌磨くんを手本に練習したいと思います」とも発言しています。
山下真瑚選手が2位になったスケートカナダの男子シングルの優勝者は宇野昌磨選手ですし、いい刺激になっていると思います。
山下真瑚はトリプルアクセルに挑戦するべき?
山下真瑚選手が師事する山田満知子コーチはジャンプの指導に実績があります。
国際スケート連盟(ISU)公認大会でトリプルアクセルを着氷した日本人女子選手は4人いますが、うち3人は前述した山田満知子コーチの教え子です(あとの1人は紀平梨花選手)。
では山下真瑚選手もトリプルアクセルに挑戦するべきなのでしょうか?
実は今シーズンからフィギュアスケートで大きなルール変更がありました。
GOE(出来栄え点)が今までの「+3~0~-3」の7段階から「+5~0~-5」の11段階に変更されました。
また、ジャンプの基礎点も全体的に下がっています。
つまりただ難易度の高いジャンプを成功させるだけでは意味が無く、完成度の高いジャンプを決めることが高得点を得るために重要になってきます。
このルール改正のため、個人的には失敗のリスクを背負ってまで難易度の高いジャンプに挑戦する必要は無いと思っています。
ザギトワ選手もメドベージェワ選手もトリプルアクセルは飛びませんしね。
しかしこのルールは逆に言えば難易度の高いジャンプを高い完成度で決めれば高得点が出るということでもあります。
実際に紀平梨花選手は先日のNHK杯のフリーで2回のトリプルアクセルを決めて優勝しています。
そのため各選手の考え次第になってきます。
ちなみに山下真瑚選手本人は4回転サルコウの習得を目指しているようです。
まとめ
山下真瑚選手の次の試合は2018年11月16日-18日にロシアで行われるISUグランプリシリーズ ロステレコム杯です。地上波でも放送予定です。
今後の山下真瑚選手の活躍が楽しみですね。