2022年11月に開幕するカタールワールドカップ。

その抽選会が2022年4月1日(現地時間)に行われました。グループ分けはこちら

ワールドカップの抽選会といえば毎回話題になるのが強豪国が揃った「死の組」の存在。

さて、今大会はどこが「死の組」なのでしょうか?

2022カタールワールドカップの「死の組」はどこ?

比較的「死の組」が生まれにくくなっているとはいえ、今大会の「死の組」は強いて言えばグループEでしょう。

やはり優勝経験国であるドイツスペインがいるうえ、日本も過去6大会のうち3大会で決勝トーナメントに進出しており、予断を許さない組と言えます。もちろんポット4のコスタリカorニュージーランドも簡単にはいかないチームではありますが。特にコスタリカはかなり怪しいチームですね。

逆にグループF(ベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチア)はワールドカップ優勝経験国が無く、比較的楽なグループと言えるでしょう。また、開催国であるカタールと同組になるグループA(カタール、エクアドル、セネガル、オランダ)が楽なのは言うまでもなし。グループAは日程的にも有利なので決勝を見据えるなら最も入りたいグループだったと言えます。

もちろんグループB(イングランド、アメリカ、イラン、欧州PO)も比較的楽。決勝トーナメント1回戦でFIFAランク上位7か国に当たらないということもあります。



「死の組」は過去の話?

そもそも「死の組」は今のポット分けのルールだとほとんど生まれません。というのも、FIFAランキング上位から順にポット分けしている以上、ある程度バランスがとれるからです。

2014年ブラジル大会まではシードされるのは開催国とFIFAランキング上位7か国だけで、それ以外は基本的に連盟(地域)ごとに分けられていました。日本含むアジアは北中米カリブ海と同ポットのことが多く、このため今までにワールドカップで北中米カリブ海の国との対戦が少なくなっています(1998年フランス大会のジャマイカのみ)。

この分け方だと上位7か国に入れなかった強豪国が揃ってしまうことがあり、2014年ブラジル大会のグループD(ウルグアイ、イングランド、イタリア、コスタリカ)のようなとんでもないグループが生まれてしまったことも。この大会は他にも「死の組」が多数発生し、今のルールに変更される原因ともなりました。もちろんこの時のコスタリカのように、劣勢だと思われたチームが勝ち上がるのも「死の組」の魅力と言えます。



今回もドイツオランダウルグアイといった強豪がポット1から漏れましたが、これらの国が入ってもポット3、ポット4はFIFAランキング下位になるため、いわゆる「2強2弱」になりやすいです。

「2強2弱」といえば2018年のグループB(スペイン、ポルトガル、イラン、モロッコ)やグループG(ベルギー、イングランド、チュニジア、パナマ)が挙げられます。これらのグループでは前評判通り、「2強」とされるチームがそのまま決勝トーナメントに進出しました。

グループリーグからレベルの高い試合を堪能できる「死の組」が生まれにくくなってしまったのは残念ですね。



まとめ

やはり今大会の死の組はグループEでしょう。ワールドカップ優勝経験があるドイツスペインがいる上に決勝トーナメントに過去3回進出している日本がいます。過去に死の組を勝ち上がった経験のあるコスタリカが上がってきた場合はさらにキツくなります。

日本としては最悪となるドイツとの同組を引いてしまったわけですが、これはこれで面白いと思うので個人的にはアリだと思っています。もちろんグループリーグ突破、その上の目標であるベスト8という意味では難しくなったのは事実ですが……少なくともドイツとスペインのどちらかには勝たないとキツイですね。特に初戦のドイツ戦が重要と言えます。

実はベスト8が目標なのであれば、このグループ分けはそこまで悪くはないと思います。と言うのも、決勝トーナメント1回戦で当たるグループFは比較的楽なグループだからです。特にベルギーにリベンジしたいところ。どこが上がってきてもスペインやドイツよりはましなのでは。



2022年のカタールワールドカップでは、開催国のカタール以外に初出場の国が無く(プレーオフが残っている国も全てワールドカップの出場経験あり)、実力が拮抗しているのも特徴と言えます。まあワールドカップの歴史が長くなってきたことで、ワールドカップ未出場の国自体が少なくなっているのも事実ですが。

かつて悲劇の地となったドーハ、カタールを歓喜の地とできるでしょうか。

11月のワールドカップ開幕が今から楽しみです。