2003年頃から2006年頃まで若者を中心に絶大な人気を誇ったバンド、オレンジレンジ。
現在は全盛期ほどの勢いはないものの、ライブなどを中心に活動は続いております。
オレンジレンジのヒット曲といえば『花』『上海ハニー』『ラヴ・パレード』といった曲が挙げられますが、『以心電信』を挙げる人も多いでしょう。
しかしこの『以心電信』にはなんとパクリ疑惑があるのです。
今回はオレンジレンジの『以心電信』パクリ疑惑について書いていきます。
オレンジレンジのヒット曲『以心電信』とは?
まず『以心電信』がどんな曲か覚えていない人もいると思うので簡単に解説します。
この曲は知名度は高いのですが、実はシングル曲ではありません。初出は2004年発売のアルバム『musiQ』です。
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auのCMソングとなったことから人気に火が付きました。
そのため「以心伝心」ではなく「以心電信」となっているのです。
オレンジレンジと同じく沖縄出身のアーティストであるMONGOL800とコラボレーションした動画がYouTubeにありました。
果たしてこのオレンジレンジの名曲、『以心電信』はパクリなのでしょうか?
オレンジレンジのヒット曲『以心電信』はパクリ?ドクターマリオに似てる?
実はこの曲、イントロの部分がくるりの『ワンダーフォーゲル』に、サビの部分が任天堂のゲーム、ドクターマリオのBGMに似ていると言われています。
特にサビの電子音の部分がドクターマリオに似ているとネット上では大きな話題に。
実際に合わせてみた動画があったのでご紹介します。
くるりの『ワンダーフォーゲル』も発売時期が近いこともありかなり怪しいですがまあありがちといえばありがちかなと思うので微妙です。
ドクターマリオはう~んといったところ。
オレンジレンジのヒット曲はパクリだらけ?
実はオレンジレンジの曲の中でパクリ疑惑があるのは『以心電信』だけではありません。
『ロコローション』に至ってはオリジナル曲とのことだったのですが、アメリカの歌手であるリトル・エヴァなどが歌った『ロコ・モーション』との類似性が指摘されてカバー曲扱いになりました。オリジナル曲として発表された曲が後からカバー曲扱いになるのは異例のこと。
このことはWikipediaにも記載があります。また、シングル『ロコローション』に収録された『ORANGE BOAT』もHarry Belafonteの「バナナ・ボート」のカバー曲扱いとなりました。
外部リンク→ORANGE RANGE – Wikipedia
また、過去のインタビュー記事ではNAOTOさんはこう語っていました。
「聴いてて気持ちいいものは、自分たちがやっても気持ちいい。それを採り入れたらもっと気持ちいい曲ができるから、聴いてる人もきっと気持ちいいだろうと。だから、いいものは参考にしてやったほうが、とっつきやすいし、いろんな人が聴けるし。たとえばこのメンバーの中に、本物の、めちゃくちゃロックが好きな人はいないんですよ。〈ロックに詳しいぜ〉とか、〈ファンクに詳しいぜ〉とか、そういう人は1人もいないから、自然にそうなってます。もともと音楽はあとからついてきたバンドだから、みんな手探りで、〈じゃあ、これとこれとこれを足そう〉とかやってる。とりあえず全部に触れておいて、参考にできるものは全部参考にしようと。オレたちの中の合言葉は〈パクろうぜ!〉です(笑)。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う(笑)」(NAOTO:以下同)。
本心かジョークかはわかりませんが。
とはいえオレンジレンジはもともと音楽をやっていたメンバーが集まったものではなく、仲良しグループが発展したようなバンドであることを考えると、この記事の内容は信ぴょう性がそれなりにあるのも事実だと思います。
メンバーのKATCHANが脱退した理由にこのパクリが嫌だったのではないかという説もありますし。
関連記事→オレンジレンジの元メンバーKATCHANの脱退理由は?ドラムが下手?大塚愛との交際?
まあ実際に後からカバー曲扱いになってしまった曲があることを考えると、パクリと言われても仕方ないかなとは思います。
オレンジレンジの『以心電信』はパクリ!?ドクターマリオに似てる?まとめ
オレンジレンジのヒット曲『以心電信』はパクリ疑惑が絶えない曲です。くるりの『ワンダーフォーゲル』やドクターマリオのBGMとの類似性が指摘されています。
オレンジレンジのメンバーが曲をパクっていることを認めているインタビュー記事もパクリ疑惑に拍車をかけています。
また、オレンジレンジがパクっているとされている曲をまとめたサイトがあったのでリンクを張っておきます。真偽は皆さんの耳で確かめてみてください。