『3月9日』『粉雪』といったヒット曲で知られる3人組ロックバンド・レミオロメン。
実は彼らは現在「レミオロメン」として活動をしていません。
レミオロメンは解散してしまったのでしょうか?また、その理由は何なのでしょうか?
今回はレミオロメンの解散理由についての記事です。
レミオロメンは解散していた!?
結論から申し上げますとレミオロメンは正式に「解散」はしていないものの、現在活動休止中です。
2012年2月1日に正式に活動休止を発表しました。
現在はそれぞれがソロで音楽活動をしています。
また、2018年5月31日にはボーカルの藤巻亮太さんが所属事務所の烏龍舎を離れ、独立しました。
明確に「解散」という言葉は使っていないものの、現時点では活動再開の予定はないようです。とはいえ、活動休止から10年以上経っているので事実上の解散と言っても差し支えない気はしますが。
ではなぜレミオロメンは活動を休止してしまったのでしょうか?
レミオロメンの解散理由は?原因が知りたい!
レミオロメンが活動を休止した理由ですが、2015年のインタビュー記事に答えがありましたので引用します。
―新作の話をする前に、遡って2012年、レミオロメンを休止させた経緯について、改めて聞かせてもらってもいいですか?
藤巻:レミオロメンを10年やってきた中で、レミオロメンの文脈とは違ったり、バンドで共有するにはあまりにもプライベートなことを歌として吐き出したいと思ってしまったんですよね。2010年に結成10周年のツアーを回ったんですけど、それが終わったあと、自分にとってリアリティーを持って歌えることが何かを考えたら、そこに触れないわけにはいかないと感じてしまって。ここでその自分の中に溜まったドロッとしたものに向き合っておかないと、これから先やっていけないと思ったんです。それでソロを始めました。
つまり年月が経ったことでバンドとして歌うよりもソロとして歌ったほうがいい曲が出てきた、ということですね。
藤巻亮太さんはレミオロメンの楽曲の全ての作詞、ほぼ全ての楽曲の作曲を行っています。
そこでプライベートすぎる感情をバンドで共有するのは違うと感じたようです。
広い意味ではバンドの解散のメジャーな理由である「音楽性の違い」と言えるかもしれません。
また、同メディアの2017年のインタビュー記事ではレミオロメン再開の可能性にも触れていました。
藤巻:あくまでも「休止中」だと僕は思っているので、「また一緒にできるタイミングがあったらいいな」とは思っています。本当のところを言うと、『オオカミ青年』が終わったら、またすぐに再開しようと自分だけで勝手に思っていたんですよね。
—そうだったんですか。
藤巻:はい。やっぱりソロの1枚目として、『オオカミ青年』は初期衝動で作ったので。アルバムを出して、ツアーまでやったときにもう想いは成就して衝動はなくなっていたんです。「もう歌いたいこと歌えたからいいや。バンドに戻ろう」と勝手に思ったんですけど、そのときにいろんなタイミングが合わなかった。だから、「タイミング」としか言えませんね。変に期待させてしまってもよくないので。
実はこの時期に発売された藤巻亮太さんのソロアルバム『北極星』にレミオロメンのメンバーである前田啓介さんと神宮司治さんが参加していました。
これをきっかけにレミオロメンを再開しようとしていたようですが「タイミング」が合わなかったようです。
2018年には藤巻亮太さんは事務所から離れて独立もしていますし、レミオロメンの再開は現実的には難しいかもしれませんね。
レミオロメンの解散理由は?なぜ解散したのか原因が知りたい!まとめ
レミオロメンは正式に解散はしていないものの、現在活動を休止しています。とはいえ事実上の解散と言っても問題はないかと。
その理由はボーカルの藤巻亮太さんがソロで歌いたい曲が出てきたから、とされています。
藤巻亮太さんは「ニコニコ超会議」に出演したり『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時』のエンディングで「粉雪」の替え歌を披露したりとソロで現在も活動されています。
「レミオロメン」として復活する可能性は低いとは思いますが、『3月9日』や『粉雪』は今でも人気の名曲なのは変わりません。
今後のレミオロメンのメンバーたちに注目していきたいと思います。
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