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昨今SNSの発達により、軽い気持ちでした投稿から炎上してしまうケースが増えています。

その「炎上」をテーマにしたドラマ、『炎上弁護人』が12月15日(土)21:00~放送になります。

また、「炎上弁護人」でGoogle検索をしたときにサジェストに出てくる「唐澤」「尊師」というワードについても調べてみました。

炎上弁護人 (NHKドラマ)とは?

公式サイトからあらすじを引用します。

実家の2階で宅弁を営む弁護士・渡会美帆(真木よう子)のもとに、依頼人の主婦・朋美(仲里依紗)が現れる。彼女のSNS はタレント並みのフォロワー数を誇っていたが、自分に冷淡だったマンション業者のモデルルームが火災にあった映像をSNS 発信したことで、「拡散を狙った自作自演の放火では?」と疑われ、一気に炎上したのだ。
SNSの炎上案件という勝ち目の薄い状況に迷う美帆だが、朋美に対する攻撃のひどさにあえて依頼を引き受ける。だが朋美の自宅がネット民に割り出されて襲撃にあい、さらにマンション業者には信用棄損で訴えられ、高額の損害賠償を要求される。
業者側の弁護士・北坂(小澤征悦)は、かつて大手事務所で公私に渡るパートナーだったが、とある案件で美帆を裏切り、事務所を辞める原因となった因縁の相手だった。
追い詰められた朋美を守るため、美帆はネット記者の馬場(岩田剛典)と組んで、ネット中継で朋美自ら無実を訴えさせる決断をするが…



非常に面白そうなあらすじですね。

もともと「SNSの炎上」というのは自業自得のケースが非常に多く、そのため「勝ち目が薄い」のですが、このあらすじを見る限りだと本人にあまり非がないように思われます。

しかし「ネット中継で朋美自ら無実を訴えさせる」というのは火に油を注ぐ結果になりそうな気がするのですが…

そのあたりをどう描いていくのか気になります。

尊師(唐澤貴洋)とは?

このドラマのサジェストに出てくる「尊師」「唐澤」とは何者なのでしょうか?

結論から申し上げますと、「唐澤貴洋」という実在の弁護士の名前です。

彼はネット上で特定されてしまい炎上したある少年の弁護を担当したのですが、全く炎上を鎮火させることは出来ず、自身までもがネットからの攻撃の対象となってしまったのです!

某掲示板では悪いもの達が挨拶代わりに彼への殺害予告が書き込む事態となり、総殺害予告件数は100万件を超えるともいわれています。

また、ネット上だけでなく被害は現実にも及び、家族の墓を汚損させられる、事務所のポストにいたずらされるなどの嫌がらせを現在に至るまで受け続けています。はっきりいって異常ですね。

ちなみに「尊師」とはもともとオウム真理教の最高指導者、麻原彰晃を指す言葉でしたが、いつの間にか唐澤貴洋さん本人を指す言葉となりました。

ネット上では「尊師」といえばたいてい唐澤貴洋さんのことを指していると思っていいです。

炎上弁護人と尊師(唐澤貴洋)の関係は?



さて、このドラマのサジェストになぜ「尊師」「唐澤」といった単語が出てくるのでしょうか?

実は唐澤貴洋さんは12月13日に『炎上弁護士 なぜ僕が100万回の殺害予告を受けることになったのか』というタイトルの自伝を発売する予定なのです!

『炎上弁護人』『炎上弁護士』と名前が非常に似ていることからサジェストに出てきたものと思われます。

しかしそれだけでなく、実はNHKドラマ『炎上弁護人』は唐澤貴洋さんがNHKに取材協力を行ったのです!

この事実はAmazonの商品ページの著者紹介によって明らかになりました。

ちなみにNHKドラマ『炎上弁護人』は井上由美子さんのオリジナル脚本であり、唐澤貴洋さんの自伝『炎上弁護士』が原作というわけではないことに注意してください。あくまで取材協力のみです。

まとめ

SNSの発達により、無名の個人があらゆる意見を発することが出来るような世の中になりました。

しかしインターネットでの投稿が原因で炎上していまい、現実世界でも生き辛くなってしまう人が後を絶ちません。

自分が嫌な思いをしていないからといって他人に嫌な思いをさせていいわけではありません。

インターネットは無法地帯ではないので正しい認識を持って使うことが重要だと思います。

そんな最近の「ネット炎上」をテーマにしたNHKドラマ『炎上弁護人』は12月15日(土)21:00~放送になります。

楽しみで身が震える思いです。