『痛快TV スカッとジャパン』(以下「スカッとジャパン」)といえばフジテレビ系列で毎週月曜20時から放送されていてる大人気バラエティ番組です。
そんな「スカッとジャパン」ですが、出てくるエピソードのほとんどがヤラセ・作り話なのではという疑惑があります。
また、単純に「スカッとジャパン」という番組自体がムカつくという意見もあり、ネットではかなり嫌われている番組の一つだと言えるでしょう。
なぜ「スカッとジャパン」は嫌われてしまうのでしょうか?また、この番組のエピソードは本当にヤラセ・作り話なのでしょうか?
今回は「スカッとジャパン」についてです。
スカッとジャパンはヤラセ・作り話ばっかり?
さて、「スカッとジャパン」のエピソードは本当にヤラセ・作り話ばっかりなのでしょうか?
一応『痛快TV スカッとジャパン』公式ページには以下の文言があります。
投稿いただく内容は、必ず、投稿者ご本人が見たり、聞いたりした体験談、
つまりオリジナルのものに限ってください。引用元: 痛快TV スカッとジャパン
しかし、同ページ内には以下のような文言もあります。
フジテレビ(およびフジテレビが指定する者)は、投稿いただいた内容を、そのまま、または映像化その他の
翻案、変更、改変、加工、追加等を加えたうえで、ホームページや放送、その他全ての媒体(再放送、BS、
CS、海外での放送、書籍・DVD化など)あらゆるものにおいて、利用することがあります。引用元: 痛快TV スカッとジャパン
つまり、投稿する内容自体はオリジナルである必要があるものの、それを改変したり脚色することはフジテレビ側の判断で出来るということです。
採用された内容は再現ドラマ化する必要もあるので、必然的に俳優さんを使うことにもなります。
この再現ドラマの俳優の演技が大げさになりがちというのも嘘くさくなってしまう理由でしょう。
また、当然と言えば当然ですが、投稿されたエピソードが本当なのかどうかを確認するすべはありません。
どんなに嘘くさい内容だったとしても「本当にあった」と言われてしまえばそれまで。
特に青春の恋愛を描いた「胸キュンスカッと」に嘘くさいエピソードが多いとされています。まさにモテない女子が考えたようなエピソードに感じられてしまうのでしょう。
採用されれば賞金3万円、もしくは1万円も貰えますし、お金目当てで創作エピソードを送っている人も間違いなく存在するとは思います。
スカッとジャパンはムカつく・嫌い?
「スカッとジャパン」という番組自体が嫌いという意見はかなり多いです。特にネット上で目立ちます。
この番組に対する批判意見で多いのは、そもそも「スカッとしない」という意見です。
基本的にこの番組のエピソードは前半で嫌な奴に「イラっと」することをされ、後半でその人物に制裁を与えるという流れが多いです。この制裁で「スカッと」するわけですね。
しかし、前半の「イラっと」に対する「スカッと」が弱すぎて「イラっと」のが勝ってしまうという意見が多いのです。
さらに、自分で制裁を与えるのではなく、なぜか第三者が出てきて助けてくれるパターンが多いです。これに対し「他力本願」という批判もされています。
また、「スカッとボタン」の意味がほとんどないという意見もありました。事実上「押す」以外の選択肢がないですからね……
「押すことを強要されている」ような状況自体にイラっとする人もいるようです。
まとめ
「スカッとジャパン」は一応投稿者のオリジナルエピソードを募集していますが、それを確かめることはできません。
また、改変や脚色はテレビ側でしているため、ヤラセ・作り話と思われてしまうのも当然でしょう。
自分はこの番組をほとんど見たことがないのでなんとも言えない部分はありますが。
このご時勢にある程度視聴率を取れているのは凄いとは思います。