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』『ロコローション』『チャンピオーネ』などのヒット曲で知られ、一世を風靡したオレンジレンジ。正式にはORANGE RANGEですが、本記事では「オレンジレンジ」で統一します。

オレンジレンジがヒットしてから10年以上経ちますが、彼らはまだライブなどを中心に活動中です。

さて、オレンジレンジのメンバーを全員言えるという人は少数派ではないでしょうか?

オレンジレンジは何人のメンバーがいるのか知らない人も多いでしょう。

実はオレンジレンジの現在のメンバーは5人です。

「現在の」と付けたのは過去に在籍していたものの、現在は脱退しているメンバーがいるからです。

そのメンバーはなぜオレンジレンジを脱退してしまったのでしょうか?



オレンジレンジの元メンバーKATCHANとは?

オレンジレンジを脱退したのはKATCHAN(かっちゃん)こと北尾一人(きたお かずひと)さん。担当はドラムです。

KATCHANがオレンジレンジに在籍していたのは結成から2005年7月31日まで

2005年といえば前年に紅白歌合戦に出場、シングルを出せばオリコン1位連発とまさにオレンジレンジ人気絶頂の時期です。

そんな人気絶頂期のオレンジレンジからなぜKATCHANは脱退してしまったのでしょうか?

オレンジレンジの元メンバーKATCHANが脱退した理由は?

KATCHANが脱退した理由ですが、公には「音楽性の違い」とされています。

当時の記事が残っていたので引用します。

 腱鞘炎のため6月から休業していたORANGE RANGEのドラマーKATCHANが、グループからの脱退を発表した。
 デビューからわずか2年で超人気グループに成長したORANGE RANGEだが、その走り続けた2年の中でメンバー間の音楽的方向性の違いが段々とはっきりしていった。腱鞘炎は予想より重い症状だったが、それは脱退の直接的原因ではないという。KATCHANは書面で「左手小指付け根腱鞘炎のため休業していた期間中、久しぶりに1人で考える時間ができました。03年のデビュー以来、全力で突っ走ってきましたが、バンド内での自分のあり方等をじっくり考えた結果、脱退させていただくことにしました」と説明している。

引用元:ORANGE RANGE、ドラマー“KATCHAN”脱退! | ORICON NEWS

本文でも触れられているように、KATCHANは脱退する直前の2005年6月に腱鞘炎のため活動休止をしていますが、それは直接の理由ではないとのこと。とはいえ間接的な理由にはなったような気もします。

そもそも、「音楽性の違い」とはバンドが解散したりメンバーが脱退するときの常套句のようなものなので明確な理由は不明といっていいでしょう。Wikipediaによると解散したアーティストのうち43%が「音楽性の違い」を理由に解散しているとのこと。そのくらい便利な言葉です。

外部リンク→音楽性 – Wikipedia

また、オレンジレンジにはパクリ疑惑が浮上したこともあり、この件が「音楽性の違い」なのではという説もあります。KATCHANがパクリに反発したというわけですね。

関連記事→オレンジレンジのヒット曲『以心電信』はパクリ!?

しかしそれ以外にもKATCHANの脱退理由について調べていると気になる噂がありました。



オレンジレンジの元メンバーKATCHANが脱退した理由は大塚愛?

それはオレンジレンジの元メンバーKATCHANが脱退した理由に大塚愛さんが絡んでいるのではないか、という噂です。

具体的に申し上げますと、当時KATCHANと大塚愛さんに交際の噂があったのです。

2005年の大塚愛さんといえば前年に『さくらんぼ』が大ヒットし、アニメ『ブラック・ジャック』のエンディングテーマ『黒毛和牛上塩タン焼680円』や『SMILY』をヒットさせていた人気絶頂期です。

そして大塚愛さんの所属事務所はエイベックス。オレンジレンジの所属事務所はソニーミュージック

お互い大手事務所所属であり、稼ぎ頭のアーティスト同士の交際がバレたら不味い、とのことで圧力をかけてKATCHANを脱退させたのではないかという噂です。

ただ「交際していたのは他のメンバーだったが腱鞘炎による活動休止を利用してKATCHANを脱退させた」という噂もあるようです。

ご存知のように大塚愛さんといえば2010年にRIP SLYMEのSUと結婚したものの、2018年に離婚しました。

時期が空いているので2005年当時はオレンジレンジのメンバーと付き合っていてもおかしくないですが真相はどうなのでしょうかね。

オレンジレンジの元メンバーKATCHANが脱退した理由はドラムが下手?

オレンジレンジは中学・高校の同級生とその弟(RYO)で構成されたバンドです。もともと楽器をやっていたメンバーが集まって結成されたわけではありません。結成当初は中学の卒業パーティーで曲を披露する程度で、バリバリにバンド活動をしていたわけではありませんでした。

音楽は努力も必要ですが、センスも必須なのは間違いなく、高校の仲良しグループ全員が音楽の才能に恵まれているという可能性はかなり低いのも事実。とはいえインディーズの高校時代からかなりの人気があり、センスがあったのは間違いないとは思いますが。



そして先ほど引用したKATCHAN脱退の文章の中に「バンド内での自分のあり方等をじっくり考えた結果」という文言があります。

これは自分のドラムの技術に悩んでいたのでは、と読めなくもないです。まあ自分は素人なのでドラムの技術的なことはわかりません。個人的には下手ではないと思いますが……

オレンジレンジはもともと演奏が評価されていたタイプのバンドではなく、ボーカルや歌詞が人気だったバンドだと思います。あれだけのボーカルが仲良しグループでたまたま集まるのは奇跡に近いかと。

KATCHANがバンド内での立ち位置に悩んでいたのは文章からも読み取れますし、自分のドラムの技術とボーカル勢の才能の違いに苦悩した可能性は否定できないと思います。



オレンジレンジの元メンバーKATCHANが脱退した理由まとめ

オレンジレンジの元メンバーKATCHANが脱退した理由は「音楽性の違い」です。

ただ本当に「音楽性の違い」で脱退したのかは不明で、大塚愛さんとの交際疑惑などもあり、事務所からの圧力で消されたという噂もあります。活動休止の原因となった腱鞘炎の影響もゼロではなさそう。

一部ではいじめ説もありますが、さすがにバンドの発起人でもあるKATCHANがいじめられるとは考えにくいです。彼がいなければオレンジレンジというバンド自体が存在しなかったわけですし。

真相は闇の中です。