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2023年のWBC中国代表に選ばれたことで話題になっている日本人選手がいます。

それがかつてソフトバンクホークスで活躍した真砂勇介(まさごゆうすけ)選手。ポジションは外野手です。2022年オフに戦力外通告を受け、現在は社会人野球の日立製作所でプレーしています。

さて、では真砂勇介はなぜ中国代表になったのでしょうか?両親が中国人という噂や中国語を話せるのかも気になりますね。

今回は真砂勇介選手についてです。

真砂勇介はなぜ中国代表になれた?

そもそもなぜ真砂勇介選手はWBC中国代表になれたのでしょうか?

これはWBCの出場資格のルールが関係しています。

出場資格のルールは以下。このうち1つでも条件を満たせば各国の代表選手になる資格を得ます。

1 当該国の国籍を持っている
2 当該国の永住資格を持っている
3 当該国で出生している
4 親のどちらかが当該国の国籍を持っている
5 親のどちらかが当該国で出生している
6 当該国の国籍またはパスポートの取得資格がある
7 過去のWBCで当該国の最終ロースターに登録されたことがある

引用:ワールド・ベースボール・クラシック – Wikipedia

真砂勇介選手の場合、4番の「親のどちらかが当該国の国籍を持っている」が該当します。5番も該当していますが1つでも満たせばOK。

日本代表に選ばれたことで話題になったヌートバー選手は、母親が日本人ということで日本代表になる資格を満たしました。

ちなみに過去には松元ユウイチ選手がブラジル代表として出場したことがあります。彼はブラジル・サンパウロ市で出生しており、ブラジル国籍も持つため、ブラジル代表になる資格がありました。

また、あくまで両親のどちらかが当該国の国籍を持っていないといけないので、祖父母が当該国の国籍を持っている場合はそれだけでは条件を満たしません。一時日本代表になる資格があるかもと話題になったイエリッチ選手は祖父が日本人なだけなのでNGということですね。

外部リンク→侍ジャパンにメジャー“MVP男”イエリッチ招集プランが浮上…その背景とは?(RONSPO) – Yahoo!ニュース

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あとは当たり前ですが、本人の意志も必要です。いくら資格があってもゆかりの少ない国の代表になるのは抵抗のある選手も多いと思います。



真砂勇介の両親は中国人?

さて、既に少し触れましたが、真砂勇介選手の両親は中国人というのは本当なのでしょうか?

結論から申し上げますと、真砂選手の両親が中国出身というのは本当です。しかし真砂選手本人の出身地は日本(京都市)であり、国籍も日本です。

要するに、両親は中国から日本に移住しており、移住してから真砂選手が生まれたということになります。

ちなみに母親は現在は日本国籍を持っているものの、父親は現在も中国国籍を持っているとのこと。このため、出場資格4番の「親のどちらかが当該国の国籍を持っている」を満たすことになりました。

真砂勇介は中国語を話せる?

では真砂勇介選手は中国語を話せるのでしょうか?

残念ながら、真砂選手本人は中国語を話せないとのこと。両親はもちろん中国語を話せますが。

さらに、母親は日本語を話せるものの、父親は日本語を話せないようです。父子の間で共通する言語が無いというかなり珍しい家庭に。そのため、中国語も日本語もできる11歳年上の兄に通訳してもらっていたようです。「普通に両親と話せるのが、うらやましかった。」というのはなかなかない感情だと思います。

外部リンク→ソフトバンク真砂「見て勉強」柳田&糸井と自主トレ

そのため、中国代表ではコミュニケーション面ではやや苦戦するかもしれません。

とはいえ、各球団に助っ人外国人選手はいますし、日本代表のヌートバー選手も日本語はできません。外野手は他のポジションに比べると試合中の細かいコミュニケーションも少ないので、それほど問題はないでしょう。捕手だとさすがにキツイと思いますが。

そもそも通訳はいるでしょうし、なんとかなるとは思います。



真砂勇介は中国語を話せる?両親が中国人って本当?まとめ

真砂勇介選手の両親は中国出身です。そのためWBC中国代表になる資格がありました。

しかし真砂選手本人は中国語を話せず、父親は日本語を話せません。母と兄は両方話せるとのこと。

WBCでは日本代表は中国代表と初戦で対戦する予定となっています。両方頑張ってほしいですね。