今や芸人としてだけでなく脚本家や俳優としてもマルチな才能を発揮しているバカリズムさん。
そんなバカリズムさんですが、ピン芸人らしからぬ芸名を名乗っていることに違和感を覚える人も多いと思います。
実はバカリズムさんは最初からピン芸人だったわけではなく、元々はコンビだったのをご存知でしょうか?ということは元相方もいるわけですね。
今回はバカリズムさんの元相方についてです。
バカリズムの元相方・松下敏宏とは?
実は「バカリズム」は元々は芸名ではなくコンビ名でした。
コンビとしてのバカリズムは1995年に結成されました。
当時のメンバーは、ボケ担当の現バカリズム升野英知(ますのひでとも)さんとツッコミ担当の松下敏宏(まつしたとしひろ)さんの二人。
エレキコミックのやっつんが変わり果てた元バカリズム松下と偶然再会したけどあんま会話が成り立たなかったって話、怖すぎる。 pic.twitter.com/EtJT7BhvUY
— 牙 (@ms_teenage_riot) August 26, 2019
左が現バカリズムの升野さん、右が元相方の松下さんです。
しかし、このコンビとしてのバカリズムは2005年末に解散してしまいます。
「解散」という言葉を使いましたが正確には「解散」ではなく「脱退」という形だそう。
これは現バカリズムである升野さんの意向で、「今まで積み上げてきたものをゼロにしてしまうのはもったいないから」という理由でした。「脱退」なので「バカリズム」という名前はコンビ名から升野さん個人を表す芸名になったということですね。
参考記事→バカリズム – Wikipedia
さて、ではバカリズムを脱退した松下さんは現在は何をしているのでしょうか?
バカリズムの元相方・松下敏宏の現在は何してる?
バカリズムの元相方・松下敏宏さんは芸人を引退し、完全に一般人になりました。一般人なので、現在どんな仕事をしているか等を知る術はありません。
引退しても芸能界に未練が残っている人も多いとは思いますが、松下さんの場合完全に表舞台から姿を消しています。彼にとっての元相方が「バカリズム」という芸名のピン芸人として大ブレイクしているのに出てこないのは、それだけ芸能界を引退するという意志が固かったのでしょう。
現在の松下さんは完全に一般人なので、バカリズムがコンビだった時代の動画や画像などがテレビで出る時も、モザイク加工されていることが多いです。
ではなぜコンビとしてのバカリズムは解散してしまったのでしょうか?
バカリズムが解散した理由は?
コンビとしてのバカリズムが解散した理由は、松下敏宏さんから引退の申し出があったことです。
これは要するに、芸人を引退して普通に働きたいということですね。売れない芸人の生活は苦しいですし、30歳を目前にしたらそのような発想が出てくるのは当然かもしれません。錦鯉のように40代・50代になってからブレイクするのはあまりにもレアケース。
一応バカリズムは『エンタの神様』『笑いの金メダル』『爆笑オンエアバトル』といった当時のネタ番組にも出演していたものの、そこまで人気を博していたかというと疑問が残ります。自分も当時よくネタ番組は見ていましたが、バカリズムは正直あまり記憶にありませんね……
そのような背景もあってか、升野さんは松下さんの申し出を止めることなく引退を承認しました。
というのも、どうやら解散の兆候はあったようなのです。
当時のバカリズムはあまり売れていませんでしたが、売れないのをお互い相方のせいにしていたこともあるそうです。二人は学生時代からのコンビでしたが、もともと仲がよかったわけではなかったもよう。そもそものコンビ仲があまり良くなかった可能性が高いです。
また、松下さんから引退の申し出が出る前から升野さんは自分一人用のネタを書いていたとのエピソードもあります。実際に『R-1ぐらんぷり2006』には「バカリズム」としてピンになってからわずか2ヶ月で決勝に進出。
この時に披露したのがあの有名な「トツギーノ」です。まあどう考えても2ヶ月で準備できるネタじゃないですね(笑)。
バカリズムの元相方の現在は?松下敏宏とコンビを解散した理由が気になる!まとめ
バカリズムの相方松下さんは現在、一般人として生活しています。完全に一般人になったため、プライベートな情報は見つかりません。
コンビとしてのバカリズム解散の理由は、松下さんの芸人を引退したいという申し出です。
コンビ名を芸名として引き継ぎ、最近はますます活躍の場を広げているバカリズムさん。
今後のバカリズムさんの活躍に期待です。