名曲『若者のすべて』で有名なバンド・フジファブリック。
最近は高校の音楽の教科書「MOUSA 1」にも載っている『若者のすべて』の作者であり、フジファブリックの曲のほとんどを作詞・作曲していたのが、当時のボーカルの志村正彦さんです。
しかし、2009年に志村正彦さんが亡くなってしまい、以後3人での活動を続けています。
さて、ここで気になるのは志村正彦さんの死因です。
フジファブリックの志村正彦さんはなぜ亡くなったのでしょうか?
今回はフジファブリックの志村正彦さんの死因についてです。
『若者のすべて』のボーカル・志村正彦はなぜ亡くなった?
フジファブリック志村正彦さんが亡くなったのは2009年12月24日のことです。
前日から連絡が取れなくなったことを心配したマネージャーが自宅を訪れたところ、すでにパソコンの前で亡くなっていたとのこと。
翌日に公式サイトで訃報が出され、「病名(死因)不詳」という情報が発表されました。
医学が発達した現代で死因が不詳ということはあり得るのでしょうか?本当の死因は何なのでしょうか?
フジファブリック志村正彦の死因が不明って本当!?
実は解剖などによっても疾患の特定ができない、原因不明の突然死は結構あります。そもそも突然死の場合原因不明のが多いくらいです。
つまり、志村正彦さんの死因は本当にわからなかった可能性が高いです。当時は「事件性がない」と判断された場合、解剖が行われないこともよくありました。
しかし、ネット上で見つけた情報なので真偽は不明ですが、気になる点もあります。
フジファブリック志村正彦の本当の死因は?
当時フジファブリックの志村正彦さんは非常に多忙でした。
人気が出たことで仕事が増えたのもありますが、もともとフジファブリックの大半の楽曲は彼が作詞、作曲を手がけています。
「睡眠時間が2時間くらい」と公言しているくらいです。
もちろん「いい曲を作ろう」とするプレッシャーやストレスなどもあったと思います。
また、インタビュー記事で「電車に乗ろうとすると気分が悪くなるため乗れない」といった発言もありました。
さらに食事もかなり偏っていたようです。
生活習慣の乱れが積み重なって突然死を発症してしまった可能性が高いです。
フジファブリック志村正彦の死因は自殺?
若い人の死因としてもっとも多いのは自殺です。厚生労働省の発表によると、20~39歳の比較的若い人の死因1位は自殺となっています。
引用元→厚生労働省:死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
そのためフジファブリック志村正彦さんの死因も自殺だと思っている人がいるようです。
しかし、個人的には自殺ではないと思います。
自殺だとしたらふつう死因がわかります。死因がわからない時点で自殺の可能性は低いです。自殺の手段もかなり限られますしね。
また、自殺を考えるような状況にも思えません。バンドとして成功しており、直前には飲み会にも参加していました。
さらに、志村さんと親交が深かったバンド・TRICERATOPSの和田唱さんはブログでこのように綴っています。
これを書いた12月26日、情報が何も得られなくて、志村君がどうして死んでしまったのかまるで分からなかった。今は彼に近かった人にいろいろな情報も聞けたので、これだけはハッキリ言えます。それはまったく自殺ではないってこと。僕も自殺だとは思えなかったし思いたくもなかった。ただあの日感じたこと、あの日の気持ちをそのまま文章にしてしまった事で、志村君は自殺したのではないか?と受け取ってしまった人がいると思います。それを謝りたいし、今は早くそんなイメージを取り払いたい気持ちでいっぱいです。ごめんなさい。彼は自殺じゃないんです。じゃあどうして?って思うでしょうし、僕ももっと知りたいのですが、本当に「まだ分からない」みたいなんです。
引用元:シムシムへ : TRICERATOPS「和田唱日記」
要するに、「自殺ではない」ということはわかりますね。そして本当に死因がわからなかったと。
やはり志村正彦さんの死因は、具体的には不明でも心臓系の疾患の可能性が高いのではないかと思います。「過労死」にも近いかと。
Wikipediaによると「不整脈」が疑われているようですね。
外部リンク→志村正彦 – Wikipedia
まとめ
フジファブリック志村正彦さんの死因は不詳と発表されています。突然死の場合死因が不明ということはよくあるので本当にわからなかったのでしょう。
ただ、当時の志村正彦さんはかなり多忙だったようで、睡眠不足やストレスなどが突然死の遠因となった可能性は高いです。直接的な死因としては致死性の不整脈などの心臓系の疾患が疑われています。
主要メンバーの死を乗り越え、今でも活動を続けるフジファブリック。
今後のフジファブリックの活躍に期待です。