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2015年のラグビーワールドカップで日本代表は南アフリカ代表相手に大金星を挙げ、空前のラグビーブームを巻き起こしました。

その中心選手だったのが「五郎丸ポーズ」で一世を風靡した五郎丸歩選手です。

しかし、2019年のラグビーワールドカップ日本代表に五郎丸選手の名前はありません。

ではなぜ五郎丸選手は日本代表落ちをしてしまったのでしょうか?

また、現役を引退したというのは本当でしょうか?

今回は五郎丸歩選手についてです。




五郎丸歩は引退した?

そもそも五郎丸選手は既に現役を引退してしまったのでしょうか?引退していたら代表落ちもありませんからね。

結論から申し上げますと、五郎丸選手は現在も現役で活躍しています。

現在の所属チームはヤマハ発動機ジュビロ。ジャパンラグビートップリーグに参加する社会人ラグビークラブで、五郎丸選手が2008年-16年に所属していた古巣です。

ちなみに現在はあの「五郎丸ポーズ」は封印しているようです。

まだ現役を続けているのになぜ五郎丸選手は日本代表落ちをしてしまったのでしょうか?



五郎丸歩が日本代表落ちした理由は?

五郎丸選手が日本代表落ちしてしまった理由としては、現在日本代表のヘッドコーチを務めるジェイミー・ジョセフ氏の方針が大きいです。

彼の選考基準として、「複数ポジションをこなせる選手」の優先度が高かったのです。

五郎丸選手はフルバック(FB)一筋のような選手であり、複数ポジションをこなせるようなタイプではありませんでした。このポジションは松島幸太朗選手、山中亮平選手といった強力なライバルもいます。

サッカーで例えると守備的な選手でもセンターバックだけでなく、サイドバックやボランチもこなせる選手を優先して選考しているようなものです。2018年のワールドカップで中島翔哉選手が落選した時に西野朗前監督が「ポリバレント」という言葉を使いましたがそれに近いと思います。

メディアから五郎丸選手の落選について聞かれたジョセフ氏は「構想外」と断言。これは選手個人に対しての説明としては異例です。

また、五郎丸選手の海外挑戦(レッズ、RCトゥーロンへの移籍)が失敗に終わったことも悪印象を与えてしまったのかもしれません。

RCトゥーロンは世界でもトップクラスのチームで、「ラグビー版レアル・マドリード」とも呼ばれています。

そのようなポジションを掴むだけでも大変なチームだったとはいえ、たったの5試合出場でプレータイムは合計279分。そして得点もゼロで、契約更新はされませんでした。

さすがにこの結果では印象が悪くなるのは仕方ありません。

足が遅い」という明確な弱点もあり、ジョセフ氏の構想外になってしまったようです。



まとめ

五郎丸歩選手が日本代表落ちした理由は、現在日本代表のヘッドコーチを務めるジェイミー・ジョセフ氏の方針によるものです。

現在五郎丸選手はヤマハ発動機ジュビロに所属しており、現役は今でも続けています。

ちなみに五郎丸選手はスポーツ新聞の記者に対し、「日本代表になるつもりはもうない」と語っているようです。

今後は自国開催のワールドカップでのメディア露出も増えてくると思われます。

2019年9月現在33歳という年齢もあり、現役もいつまで続けられるかわかりませんが今後も五郎丸選手を応援したいと思います。