いよいよ、サッカー日本代表の運命を決める「2026年北中米ワールドカップ・組み合わせ抽選会」が開催されます。
今回は史上初の3カ国共催、そして参加国が48チームに増える歴史的な大会です。日本代表はどのグループに入り、どの強豪国と対戦することになるのでしょうか？
しかし、開催地がアメリカであるため、日本での視聴には時差の壁があります。「テレビ放送はあるの？」「無料で見る方法は？」と気になっている方も多いはずです。
この記事では、抽選会の正確な日本時間や、現時点で判明している確実な視聴方法について、最新情報をわかりやすくまとめました。
2026年W杯組み合わせ抽選会の日程（日本時間）
このセクションでは、日本時間における正確な開催日時と、ワシントンD.C.で行われるイベントの背景について解説します。深夜2時開始というスケジュールや、会場となるケネディ・センターの政治的重要性に触れ、寝過ごし防止のための注意点をまとめました。
日時と開催地
抽選会の開催日時は、日本時間で以下の通りです。
- 2025年12月6日（土）午前2:00（※12月5日 金曜日の深夜26:00）
金曜日の夜更かし、あるいは土曜日の早起きが必要な時間帯です。イベント全体はFOXスポーツなどで3時間半の枠が取られていることから、実際のドロー（くじ引き）以外にも、開催都市の紹介やレジェンドへのインタビューなどが長時間行われると見込まれます。
会場となるのは、米国ワシントンD.C.にある「ジョン・F・ケネディ・センター」です。トランプ次期大統領やFIFA要人が集まる政治的中枢での開催となり、単なるスポーツイベントを超えた外交的な意味合いも帯びています。
抽選会の放送局・ネット配信の視聴方法
ここでは、現時点で判明している視聴方法を網羅的に解説します。地上波やABEMAなどの未定情報に加え、確実に無料で視聴できる「FIFA+」の利用手順を詳しく紹介します。深夜帯の視聴手段を確保したい方は必見です。
放送・配信予定の一覧テーブル
結論から言うと、今回の抽選会を確実に見るなら「ネット配信」がメインとなります。現時点（2025年12月2日）での放送・配信状況は以下の通りです。
| メディア | 放送・配信状況 | 備考 |
| FIFA+ (公式) | ◎（確実） | 無料・全編生中継 |
| 地上波テレビ | ◎ | NHK総合にて生中継 |
| BS放送 (NHK等) | △（未定） | 過去大会は実績ありだが今回は不明 |
| ABEMA | △（未定） | 公式発表待ち |
| DAZN | ◎ | 無料でのライブ配信 |
※12/4追記
DAZNでの抽選会の無料ライブ配信が決定しました。
外部リンク→DAZN | FIFAワールドカップ2026組み合わせ抽選会はいつ？どこで見られる？日程・放送予定・ライブ配信・日本時間
地上波テレビ・BSでの生中継はある？
地上波での放送があるかは不透明な状況でしたが、NHK総合でも放送されることが決定！地上波でも視聴できるのはありがたいですね。
外部リンク→運命のW杯抽選会、NHK総合が生中継＆DAZNが無料ライブ配信！ 明日12月5日（金）26時〜（サッカーキング） – Yahoo!ニュース
FIFA+（公式サイト）での視聴手順
他の視聴方法としてはFIFA（国際サッカー連盟）が運営する公式動画配信サービス「FIFA+」です。
具体的には、以下の手順で視聴可能です。
- スマートフォンの場合：「FIFA+」アプリ（無料）をダウンロードする。
- PCの場合：FIFA公式サイトの「FIFA+」セクションにアクセスする。
会員登録なしでも視聴可能なケースが多いですが、回線混雑を避けるために無料アカウントを作っておくとスムーズです。ただし、実況や解説は英語のみとなる可能性が高い点はご留意ください。
ABEMAやDAZNなど動画配信サービスの対応
前回のカタール大会で全試合無料配信を行い話題となった「ABEMA」や、スポーツ配信最大手の「DAZN」にも期待が集まっています。しかし、現時点では両社とも公式な中継発表を行っていません。
……でしたが、2025年12月4日の発表によるとDAZNでは抽選会のライブ配信のみならず、本大会も全104試合を視聴可能とのこと。さらに日本代表戦は無料でライブ配信されます。
DAZNが全試合配信 日本戦は無料、地上波も放送―W杯サッカー（時事通信） – Yahoo!ニュース
日本代表のポット分けと抽選ルール
48カ国制に伴う新しいポット分けの仕組みと、日本代表の立ち位置を分析します。日本がポット2に入ったことによるメリットや、ポット1の開催国と同組になる「天国」シナリオ、強豪国と同組になる「地獄」シナリオについてシミュレーションします。
最新FIFAランクに基づく日本のポット（Pot）
2025年11月発表の最新FIFAランキングに基づき、日本代表は「ポット2（Pot 2）」に入ることが確定しています。
これは日本にとって朗報です。なぜなら、ポット2にはクロアチア、ウルグアイ、コロンビアといった強豪国が含まれており、グループステージでこれらの国と対戦しなくて済むからです。たとえば、前回大会で敗れたクロアチアや、南米の強豪と同組になるリスクを回避できたのは、近年ランキングを上げてきた日本代表の成果と言えます。
対戦の可能性がある強豪国（ポット1）
日本（ポット2）が必ず対戦しなければならないのが、最強ランクの「ポット1（Pot 1）」に属する国々です。具体的には、以下の国々がポット1に含まれます。
- 優勝候補: スペイン、アルゼンチン、フランス、イングランド、ブラジルなど
- 開催国: アメリカ、メキシコ、カナダ
ここで注目なのが、「開催国の3カ国もポット1に含まれる」という点です。客観的な戦力だけで見れば、ブラジルやフランスよりも、カナダやメキシコの方がランキングは下です（カナダなどは本来ポット1の順位ではありません）。つまり、日本にとっては「開催国（特にカナダ）と同じ組になればチャンス」であり、逆に「フランスやアルゼンチンと同じ組になれば死の組」となる可能性が高くなります。また、今大会は3ヶ国での共催ということもあり、移動の面でもグループによって大きく異なります。移動が楽なグループに入れるかも注目ポイントです。
よくある質問（見逃し配信・再放送など）
リアルタイムで視聴できない方のために、見逃し配信の有無や、対戦スケジュールの発表タイミングについて回答します。抽選会当日の動きだけでなく、翌日の日程発表まで含めた全体像を把握できます。
深夜で見られない場合の見逃し配信は？
リアルタイムで見られなかった場合は、FIFA+のアーカイブ配信や、YouTubeのFIFA公式チャンネルにアップされるハイライト動画で確認できます。また、翌朝になればYahoo!ニュースやスポーツナビなどの大手メディアが「決定した全グループ一覧」を速報で出しますので、詳細な分析はそちらで読むのも賢い方法です。
組み合わせ決定後の試合日程はいつ決まる？
抽選会で決まるのは「対戦相手（A組の1番、2番など）」までです。具体的な「キックオフ時間」や「スタジアム」を含めた詳細日程は、抽選会の翌日、日本時間の12月7日（日）未明に発表される予定です。
今回は3カ国にまたがる広大な移動があるため、移動距離や時差を考慮したパズルが必要となり、調整に時間がかかるためです。観戦旅行を計画している方は、日曜日の正式発表を待ちましょう。
まとめ：運命の瞬間をリアルタイムで見届けよう
2026年ワールドカップに向けた最初の「戦い」である組み合わせ抽選会。
- 日時: 日本時間 12月6日（土）午前2:00
- 視聴方法: DAZNでのライブ配信、もしくはNHK総合での視聴が可能
- 注目点: ポット2の日本が、ポット1の「開催国」を引けるか、それとも「超強豪」を引くか
この3点を押さえておけば、抽選会をより楽しむことができます。深夜の開催となりますが、4年に1度のワクワクする瞬間です。ぜひ、スマホやPCの準備をして、日本代表の運命を見届けましょう。
