2019年9月10日日本時間21:20から、2022FIFAワールドカップ予選がとうとう始まります。
初戦の相手はミャンマー。過去はビルマと呼ばれていたことでも有名な国ですが、サッカーではあまり馴染みが無いと思います。
そんなミャンマー代表はサッカーが強いのでしょうか?
今回はサッカーミャンマー代表についてです。
ミャンマー代表はサッカー強い?FIFAランキングは?
ミャンマー代表の最新(2019年7月25日発表)のFIFAランキングは135位。AFC(アジアサッカー連盟)内のランキングは26位です。
FIFAワールドカップへの出場経験はありません。アジアカップはビルマ時代の1968年に1回のみ出場し、そのときは準優勝の成績を残しました。
日本代表とは1994年に親善試合で対戦し、この時は0-5という大差で日本代表に敗北しています。これ以降日本代表との対戦はありません。
ビルマ時代は東南アジア競技大会で5連覇を達成するなどそれなりに成績を残しているものの、近年はアジアの壁を突破できずにいます。
9月5日に行われた2022FIFAワールドカップ・アジア2次予選の初戦でミャンマー代表はモンゴル代表と対戦したのですが、まさかの0-1での敗戦を喫しています。
いくらアウェーとはいえグループFでFIFAランキング最下位のモンゴル相手に勝ち点を落とすのは致命的であり、日本戦は死に物狂いで来ると思われます。
実力的にはかなり開きがあるものの、油断はできない状況でしょう。
ミャンマー代表に日本は勝てる?
さて、そんなミャンマー代表に日本は勝てるでしょうか?
はっきり言って勝つ可能性はかなり高いです。
とはいえ相手も日本との実力差はわかっているはず。おそらく超守備的戦術を敷いてくると予想されます。
そうなってくるといくら日本のベストメンバーであっても崩すのは難しくなってきます。
あまり焦らずに攻めることが大切になってくるでしょう。
まとめ
そもそも個人的には予選のフォーマット自体を変更した方がよかったとは思います。2022年のワールドカップ本大会はいつもより半年遅い11-12月ですし日程も余裕があります。
FIFA加盟国全体で見ても最下位クラスの国と、日本・韓国・イラン・オーストラリアのような強豪国が2次予選から対戦するのは強豪国の側からすればあまりメリットがありません。
ちなみに2018年のワールドカップアジア2次予選で日本代表は27得点無失点の7勝1分で突破しました。ここまで実力差があると試合の意義が薄れてしまいます。
ただでさえアジアは広いので試合数が増えると移動距離も増え、選手の負担も大きいです。
今大会の北中米カリブ海予選は2部制を敷いているので参考になるかもしれません。
組み合わせに恵まれたことで楽勝ムードは漂っているものの、万が一敗退するようなことがあればもうワールドカップへの道は閉ざされてしまいます。
2018年のワールドカップではイタリア、オランダ、チリ、アメリカなどが予選で敗退し、ワールドカップ本大会へ出場できませんでした。
やはりワールドカップ予選は慎重に戦うべきであり、ベストメンバーを選んだ森保監督の選択は頷けるものです。
日本代表にとってのワールドカップへの第一歩、ミャンマー戦は9月10日日本時間21:20キックオフです。