熱戦が続くアジアカップ2019。
我らが日本代表はトルクメニスタン、オマーンに連勝し、決勝トーナメント進出を確定させました。
オマーン戦は勝ちはしたものの主審の判定が有利に働いた面もあり、あまり内容はよくありませんでした。
その原因とされるのが大迫勇也選手の不在。彼の存在の大きさに気付かされる試合となりました。
さて、大迫選手の代役として活躍が期待されるのは武藤嘉紀選手でしょう。
プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドに所属し、ロシアワールドカップにも出場した武藤選手。
しかしネット上では彼のことを「下手」「蟹」と言われることがあります。
今回は武藤選手は本当に下手なのか、なぜ「蟹」と呼ばれてしまうのかについて調べてみました。
武藤嘉紀は下手!?
ネット上で言われているように武藤嘉紀選手は下手なのでしょうか?
武藤選手は2014年にJリーグのFC東京に加入すると同時に活躍を始め、13点というリーグ新人最多得点記録をマークしました。
さらに新人では小野伸二、中澤佑二に次いで15年ぶり史上3人目となるJリーグベストイレブンも受賞しています。
もともと武藤選手は海外志向が強く、オフシーズンでの海外移籍を志望したものの、チームからの賛同を得られず残留。
しかし移籍を認めさせるだけの活躍を続け、ブンデスリーガのマインツ05へ移籍しました。
マインツでも監督の信頼を勝ち取り、ワントップのレギュラーとして活躍し、ハットトリックを決めたこともあります。
ニューカッスル移籍後もあのマンチェスター・ユナイテッドから得点を決めるなど定位置は掴めていないものの活躍はしています。
最後に武藤選手のスーパープレー動画を紹介します。
この動画からみても「下手」と言われるような選手ではないと思われます。
しかし問題は他にありました。
武藤嘉紀が「蟹」と呼ばれる理由は?
武藤嘉紀選手が「下手」と言われてしまう理由は「日本代表で活躍出来ていない」からです。
それを印象付けてしまったのがロシアワールドカップのポーランド戦でのこのプレーです。
相手のミスからボールを奪った武藤選手ですが、宇佐美選手がノーマークで走りこんでいるのに無視して横移動しています。
このプレーが印象的だったことから「蟹」と呼ばれるようになってしまいました。
特にこのポーランド戦は負けているにもかかわらず試合終盤にパス回しをしたことが物議を醸した試合でもあり、余計に印象に残ったようです。
もともとクラブチームの試合と日本代表の試合では注目度がまったく違います。
日本代表の試合の中でもワールドカップは注目度が最高の試合。
そこでこのようなプレーをしてしまったことからワールドカップから1年以上経った今でも相変わらず「蟹」と呼ばれてしまっています。
ちなみに武藤選手は7月15日生まれなのでかに座です(笑)。
まとめ
武藤嘉紀選手が「蟹」と呼ばれる理由はロシアワールドカップポーランド戦での動きによるものです。
また、武藤選手は注目度の高い日本代表の試合でほとんど活躍出来ていないため「下手」と言われてしまっています。
2015年のアジアカップ準々決勝のUAE戦でも決定機を外し続けるなど精彩を欠き、PK戦にもつれ込む原因となってしまいました。
2019年のアジアカップではその雪辱を晴らせるように頑張ってほしいです。
蟹座に草