2019年11月19日にはキリンチャレンジカップ、日本代表対ベネズエラ代表戦が行われます。
アジア2次予選では実力差のある相手との試合が続いていたので、親善試合とはいえ気合いの入るところでしょう。
さて、ベネズエラといえば野球では有名ですがサッカーは強いのでしょうか?世界的に有名な選手がいるのかも気になりますね。
今回はベネズエラのサッカーについてです。
ベネズエラはサッカー強い?FIFAランキングは?
ベネズエラの最新(2019年10月24日発表)のFIFAランキングは26位。日本(28位)より少し上です。
実はベネズエラは南米サッカー連盟(CONMEBOL)所属の10カ国の中で、唯一FIFAワールドカップ本戦への出場経験がありません。ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイといった南米の強豪の壁に跳ね返され続けています。南米予選は総当たり戦なので紛れが少なく、本当の実力が無いと突破は難しいです。
コパ・アメリカでも最高順位は4位。エクアドルとともに未だに優勝を果たせていません。
日本代表とベネズエラは2018年11月16日に対戦しており、その時は1-1の引き分けでした。
南米では苦戦しているものの、26位というFIFAランキングでもわかる通り世界的に見れば決して弱い国ではありません。
ベネズエラに有名選手は誰がいる?
今のベネズエラ代表には特にビッグクラブに所属している選手や有名な選手はいません。歴代ではフアン・アランゴというベネズエラの伝説的選手がいたのですが。
ただ、ウィリアムス・ベラスケスは日本のファンにはなじみ深いでしょう。何といっても所属チームがジェフユナイテッド市原・千葉なのですから。
チームのエースであるホセ・サロモン・ロンドンも危険な選手です。
まあ日本代表も今回の試合は海外組が少なく、U-22の試合を優先した久保建英選手や堂安律選手がいないのでやや小粒に見えます。
とはいえ2018年の試合では引き分けだったので日本代表としては勝ちたいでしょう。
特にU-22で行われたコロンビア戦の出来が非常に悪かったため、もしこのベネズエラ戦でも酷いようだったら森保一監督の進退問題に発展しかねません。実際に2018年のロシアワールドカップ直前にハリルホジッチ氏を解任したことがありますしね。
個人的にはアンダーカテゴリーとの兼任は厳しいと思っているのですが……
まとめ
ベネズエラの最新のFIFAランキングは26位。南米で唯一ワールドカップ本戦への出場経験はありませんが、弱くはないです。世界的に有名な選手は残念ながらいません。
南米予選はいつも通りだとすでに始まっているのですが、2022年のワールドカップは12月開幕と比較的スケジュールに余裕があるからか2020年3月に始まります。
スケジュールの問題でどうしても親善試合はアメリカ大陸の国が多くなってしまいますね。1年前に対戦した相手とまた対戦するのかと思ってしまいがちですが、ある程度は仕方ないです。同じく2018年11月に対戦したキルギスと2次予選で同組になったのは偶然ですし。
2019年11月の代表ウィークはヨーロッパは欧州選手権予選、アフリカはアフリカネーションズカップ予選、北中米カリブ海はCONCACAFネーションズリーグがあるので南米から呼ぶしかなかったと思います。対戦相手の選択肢自体が少ないのでどうしようもない。
親善試合とはいえベネズエラには勝って欲しいですね。